1月の例会は西別院の厨房をお借りしてみんなでお料理作りました。男同士の企画なのに料理企画。そんなのぜんぜんアリですぜ!
本願寺出版社から『イタリアン精進レシピ』って本がせっかく出てるので、その中から何点か実際に作ってみてみんなでお食事しましょうな企画なのです。
ごぼうのピリ辛バルサミコ
あったか京野菜たっぷりのミネストローネ白味噌風味
白菜と豆腐のごまクリームソースのリングイネ
京菜と油揚げのスパゲティ
トリュフまんじゅう
どうです?おいしそうでしょ。
(例会前。昆布だしを仕込む高木さん)
メニューごとにじゃんけんで班分けして3〜4人ごとに1メニューを作ることといたしました。
私はパスタ班白菜と豆腐のごまクリームソース方面担当。
白菜をクリーム状にすべくひたすらに具材をすり鉢とすりこぎでもってすりつぶしておりました。えーと。たぶんフードプロセッサーでもあれば一瞬の作業だったような気もいたしますが。
しかし。そんなちっぽけなことに文句を言っていてはせっかくの精進調理が台無し!すりこぎ楽しかったです。
とはいえ、およそ精進料理の調理場とは思えないような笑いと悲鳴の絶えない賑やかしさ。いえいえ、これはこれで精進料理の調理にかなったすがただったのでありましょう。ありがたいことです。ええ実際、手前味噌も立派な調味料のひとつになるのです。
(今回初参加!期待のニューフェイス長尾さん)
(調理中の一こま。貫禄?の女性陣)
で、結果を申しあげますと、出来上がったお料理のほうは見た目もお味もまだまだ精進が必要なようでありました。なにか別のものを創り上げてしまったような。
(実装された運用。あるいは顧客が本当に必要だったもの)
もちろん、おいしくいただいたわけなんですけど。
作って、頂いて、お片づけまでが仏青精進料理です。頂いてる最中に気を抜くわけにはまいりません。確かにおいしかったです。いろんな意味で。
(いただきますの図)
そんなわけで、精進料理の精進はまるで合わせ鏡のように無限に奥が深く、案外すべての国のすべてのお料理の基本になるんじゃないかとか思ったりしました。おっと、そこでこのイタリアン精進料理なわけか。つながりましたね。
来年はアメリカン精進料理かな。
ハードルあげないでね(≧∇≦*)